実印はいつ使うものなのか
実印を作らずに生活している方も大勢いらっしゃいます

必ずしも「成人になったら絶対に必要」というわけではないですがいざ実印が必要となった際に、慌てて印鑑を作成し、印鑑登録を行うのも大変な時間が掛ります。
実印はいつ使うものなのかを知っておき、いつ作成するのかといった目安を持っていると、慌てずにいいかもしれません。
また、成人したときや、親元を離れて一人暮らしを始める時など、人生の節目に実印を作るのもオススメしています。
実印が必要になるのは
高額な金銭を介する取引の際の契約書類などが代表的です。
そういった契約書類に実印を押印し、印鑑証明書が揃っていれば、契約書の法律的な有効性を客観的に保証できます。
一般的に実印をいつ使うのかを見てみます。
高額な金銭取引としては
- マンションや一戸建て・土地などの不動産を購入・売却するとき
- 住宅ローンを契約するとき
- 自動車を購入・売却・廃車にするとき
- 遺産相続をするとき
- 生命保険や自動車保険などに加入するとき
- その保険金を受け取るとき
などがあります。
その書類の信頼性が重要な場合としては、
- 公正証書の作成時
- 会社の設立時の申請書類
などがあり、
本人確認が重要な場合としては、
- 年金の受取時
などが挙げられます。
実印と印鑑登録証があれば、これらの大きな金銭や権利に関する契約が結べる可能性があるため、実印と印鑑登録証は、使用しないときにも通帳などと同様、大切にしまっておくことが大切です。