車を購入する際に実印が必要となる場合があります
実印と印鑑証明書が必要
車を買おうと考えた時、実印と印鑑証明書が必要になるといわれたとき、すぐに準備ができますか?
すでに印鑑登録を済ませてあればいいのですが、すべての人がそういった準備が整っているわけではなく、必要になってはじめて大慌てで、実印を注文した・・という経験がおありの方も多くいらっしゃると思います。
では実際に、どのような意味で使用するのかといえば、「車の所有権の移転を行う」ため、実印を使用いたします。
ご承知のように車は安いものではなく、高額な資産として取り扱われます。
そのため、所有権という物が存在し、その登録に関して実印が必要になる訳です。
これは中古で購入する場合も同じです。
しかし、資産となるから必要なのであり、たとえば、とても安く販売されている軽自動車等の場合には、購入価格にもよりますが、資産としての価値が低いために三文判などでも書類を作成できる場合があります。
所有権が購入者にない場合
ここで、問題になってくるのは、所有権が購入者にない場合です。
例えば、ローンで購入する場合など、すべての支払いが済んでいない場合では、所有権は金融機関などが持っています。
これは、支払いに関して担保的価値を車に求めているからなのであり、この場合にはすべての支払いが終了するまで、所有権は移転しませんので実印は必要がないというわけですが、金融機関とローンの条件等を結ぶ書類が存在し、契約を結ぶことになりますので、こちらに実印と印鑑証明書が必要になってきます。
まとめ
いずれにせよ、実印を登録しておくということは大切なことであり、大きな取引をする場合には、事前に準備しておくことをオススメしています。実印の販売ページはこちら
実印とは、住民登録をしている役所に登録する印鑑で、車の購入や土地建物の登記などの際に使用します。