悪用を防ぐため印鑑は預けず、自己管理しよう

だまされてしまうケースは意外と多いものです。
知人や他人は勿論、家族や親族でも「心配ないから安心して」と、だまされてしまうケースは意外と多いものです。
実際、息子が実母の実印と印鑑証明書を悪用して、公正証書を作成し、実母が多額の借金を背負う羽目になってしまった悲しい事件も発生しています。
大事な実印や印鑑証明書
大事な実印や印鑑証明書は、可能な限り金庫などで管理、保管することがもっとも安全な方法と言えるでしょう。
ちなみに、銀行の貸金庫は年間で9,000円から10,000円程度を支払えば借りる事が可能です。
そこまで出来ないと言う方でも、実印と印鑑証明は必ず別々に保管しましょう。
基本的に、印鑑証明と実印は揃っていてはじめてその効力が発揮されるので、そうするだけでも悪用から守る効果が期待できます。
銀行印と預金通帳を同じ場所に保管しないように
また、銀行印と預金通帳を同じ場所に保管しないように、実印と印鑑登録証だけでなく、不動産の権利書等も一緒に保管しないことが賢明です。
ちなみに、印鑑証明は必要な分だけ取得する事も有効な方法です。
実印は印鑑登録されているので、もっとも重要な上に一番危険にさらされていると言えます。
どれだけ親しく信頼がおける相手でも実印は、貸したり預けたりしない様にしましょう。
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実印とは、住民登録をしている役所に登録する印鑑で、車の購入や土地建物の登記などの際に使用します。