封緘とは?封緘印(ふうかんいん)を押印する意味
うんちくが多数存在します

印鑑の中には、実はいろいろな種類があるもので、それだけまつわるうんちくが多数存在します。
印鑑、はんこといえば普通の名前などが彫ってあるものもあれば、氏名以外に特定の文字が彫ってあるものも存在しています。
その文字も人によって違ったりする「落款印」などもありますが、封筒の裏に封をする意味で押される封緘(ふうかん)というものをご存知ですか?なかなか読みにくく、何が書いてあるかわからないけど、なぜか押してある程度で、一度はご覧になったこともあるかと思います。
仕事などで封書のやり取りなどをしていると、目にする機会も多いものですが、「緘」という文字が行書体や昔ながらの文字で封筒の封じ目に押されています。
この文字には、その封書の担当者以外の人間は開けてはならないという意味が込められているのです。
信書にはぜひ押したいはんこ
よくこの「緘」と押された封書は、中身の内容によって押し分けられていると考える方もいるかも知れません。
しかし、実際はどんな中身であっても押していいものなのです。
ではなぜ押すのか。その理由は、誤ってどこかで封書を開けられていませんということを証明するためです。
担当者以外が先に開けてしまっては、その機密性に問題が出てくるものも存在するからです。
信書の取扱いにおいて重要なのは、機密を取扱い、発送しているという事実を認識することです。
きちんと考え、慎重な取り扱いをしている姿勢を相手に伝えるという意味も込められています。
ボールペンで〆を書き、糊付けや粘着テープなどで封をするだけでも機能的には問題がありません。
しかし、受け取る側が「緘」の意味が分かっていれば、送り主がこの封書をとても大切に取り扱っているとわかるため、信書にはぜひ押したいはんこといえるでしょう。
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